スイスチャード(虹色ほうれんそう)のえぐみをやわらげる・取る方法はいくつかあります。以下に代表的な方法をご紹介します。
1. 下ゆでしてから調理する
スイスチャードのえぐみの原因は「シュウ酸」などの成分によるものです。これらは水に溶けやすいため、下ゆですることで軽減できます。
- 沸騰したお湯で1〜2分ほど茹でる
- その後、冷水にさらしてから調理する
※特に茎の部分はしっかり火を通すとえぐみが減ります。
2. 塩もみ・水さらし
生食や軽い調理の場合には、塩もみや水さらしが効果的です。
- 葉や茎を切ってから、塩をふって10分ほど置く
- その後、さっと水洗いする
または、
- 切ってから水に30分ほどさらす(途中で水を替えると効果的)
3. 油を使った調理
スイスチャードの苦味やえぐみは油と相性が良く、炒めることでマイルドになります。
- オリーブオイルやバターなどで炒めると食べやすくなります
- ニンニクと一緒に炒めると風味もアップして、えぐみが気になりません
4. 味付けを工夫する
味の濃い食材や調味料と組み合わせることで、えぐみが目立たなくなります。
- ベーコン、チーズ、にんにく、しょうゆ、味噌などと一緒に調理する
- スープやグラタンなどに加えると自然に和らぎます
補足:スイスチャードの品種による違い
赤茎や黄色茎の品種は、緑茎に比べてややえぐみが強く感じることがあります。気になる方は緑茎品種を選ぶとよいでしょう。